昨夜バイトから帰ってきてびっくりしました。
バスから降りて固まりました。

…………なんか、白いんですけど。
あれは何でしょう。
迎えに来てくれたお父さんもびっくりしたらしいです。
雪積もっとるやんかーっ
ていっても、道の端っこにある草の上や田んぼの上にちょっとだけ積もってただけなんですけどね。
大阪の子にとってはすごいのですよ。

ていうか、そりゃ寒いはずだわ。
帰り道に温度が表示される電子掲示板みたいのがあるんですが、－１℃。
……－１℃？
前から掲示板みたいなのはあったのですが、最近電子掲示板に変わったのです。
変わってから初めて見ました。マイナスの表示。
それから驚いたのが、最寄の駅と自宅がある山の麓の気温は２℃ほど違うようです。家からバスで１０分くらいしかかからないのに、けっこう気温差があるものなんですね。
葛餅より山の奥に住んでる人たちはもっと寒い思いをしてるんでしょね。絶対うちのとこより雪積もってるわ。


とまぁ、これは昨日の話ですが。
学校も始まってそれほど話題もありません。毎日が平凡に過ぎ去っております。

さて、この続きには本来敵さんである葵やら綾夜やら柚たちの日常をお届けしたいと思います。
むしろ葵さんの苦労話？
妹と盛り上がった彼らの話を書きたいな、と思いますので、キャラぶっ壊れてますので。おもに葵が（笑）
そんなんせんといてぇ、とかやめてぇ、と思われる方は見ないほうが賢明だと思われます。
遠慮せずに引き返してください。

では、下のところからどうぞ☆

さぁ、このページでは普段クールぶっている葵パパ（←葛餅の友達からは絶賛！！）の日常をたまぁに綴っていこうと思います。
ここでは綾夜と柚は彼のお子さんという設定です。

一言断っておきますが。
本編とは一切何も関わりはありません。　
親子ではありませんよ。それだけは心に留めておいてください。





ある日のこと。
綾夜はいつもより少し遅くに帰宅してきた。
が、その原因を葵は知っている。
「遅かったな」
「んー、まぁ……ちょっと用事があって」
「……ほう、用事か。で、テスト返ってきたんだろ？」
「………（汗）」
数日前から試験ということは知っている。
綾夜はぎこちなくうなずいた。
「見せろ」
葵は有無を言わさず手を伸ばすと、綾夜は肩にかけたかばんから白い紙の束を渡した。
その紙面に書かれた数字は驚くべきものだった。というか、信じられない点数だ。

国語１０点、数学１５点、社会２２点、化学１２点

そして。
「英語０点」
すさまじい結果だ。
「ま、まぁ実力テストだったから、実力で受けたらそうなった」
確かに。実力テストという名前だが、本当に実力で受けるとはなんとも大胆なことをしたものだ。
自分の頭と相談もせずに。
解答を持つ葵の手が目に見えて震えている。
綾夜は一歩後ずさった。
この次に来る展開は容易に想像できる。逃げるなら今だ。



そしてそのあと雷が落ちたすさまじい音が近所に響き渡った。



おわり。
何が言いたかったのかというと、綾夜の頭が非常に悪いことと、葵を怒らせると雷が降ってくるということです。